DX 時代のサービスデザイン

DX 時代のサービスデザイン

「意味」の力で新たなビジネスを作り出す
著者名 廣田 章光 編著
布施 匡章 編著
仙波 真二
宗平 順己
山縣 正幸
発行元 丸善出版
発行年月日 2021年03月
判型 A5 210×148
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-621-30605-5
Cコード 0034
NDCコード 673
ジャンル 電気・電子・情報工学 >  情報・コンピュータ >  情報・webデザイン
社会科学 >  経営学
社会科学 >  ビジネス

内容紹介

DX時代の経営には、社会環境の変化に伴う人々の問題を発見し、その問題をデータとデジタル技術によって解決し、新たな市場とビジネスモデルを創造することが求められる。サービスデザインはその実践に不可欠な思考法である。サービスデザインとは、文字どおりサービスをデザインすることだが、サービスとは人間活動のすべてを指す点に注意が必要である。つまり、サービスを受ける人間の体験と感情の価値を最大化するように、提供側の活動をデザインすることがサービスデザインである。

本書はそれらサービスデザインをいまだに経営、マーケティングの業務へ導入できていない企業や、行政担当者、起業意欲のある学生に向けた、導入指南書であり、初学者用の教科書。

※著者陣らによるYouTubeアカウント(Marketing design X Lab.)では、本書の解説動画もご覧いただけます。

目次 目次詳細はこちら(PDFで開きます)

プロローグ
1部 サービスデザインとは
 1章 サービスデザインの全体像を理解する
  サービスデザイン/デザインの手順/サービスデザインの全体像
 2章 サービスの特性を理解する
  サービスの特性/サービス・マーケティング/サービス・マネジメント/サービス・ドミナント・ロジック
2部 サービスデザインの実践:顧客理解
 3章 体験をデザインする
  体験デザイン/ジョブ(JOB) 発見とペイン(Pain)とゲイン(Gain)/バリュー・プロポジション・キャンバス
 4章 顧客を理解する
  インタビューの進め方/観察法の進め方
 5章 インサイトを生み出す
  インサイトと情報/価値の全体像を把握するための価値統合/「ペルソナ」の定義と設定のポイント
3部 サービスデザインの実践:事業創造
 6章 コンセプトを創る
  サービスデザインの目指すところ/コンセプトの作成/コンセプトワーク
 7章 アイデアを生み出す
  アイデアの発想/アイデアの選択/アイデアの可視化とテスト/学習、実践におけるポイント
 8章 体験のプロトタイプを創る
  プロトタイピングの役割/適切さの確認/プロトタイピングのツール/プロトタイピングと「意味」のイノベーション
4部 サービスデザインによる経営:発展
 9章 デジタルトランスフォーメーションを理解する
  デジタルトランスフォーメーション(DX) の本質/顧客に新たな経験を提供するデジタル・オファリング/顧客起点を企業カルチャーにする
 10章 サービスデザインの組織導入
  サービスデザインと経営/サービスデザインにもとづいて経営をデザインする/サービスデザインは、なぜ企業経営にとって重要なのか
エピローグ

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定価:3,080円
(本体2,800円+税10%)
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