医師として知っておくべき 医療の質向上と患者安全の鉄則 35の訓え

医師として知っておくべき 医療の質向上と患者安全の鉄則 35の訓え

原書名 Resident's Handbook of Medical Quality and Safety
著者名 綿貫 聡 監訳
藤原 愼太郎 監訳
長尾 能雅 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2021年11月
判型 A5 210×148
ページ数 338ページ
ISBN 978-4-621-30643-7
Cコード 3047
NDCコード 490
ジャンル 医学・薬学
医学・薬学 >  臨床医学・内科系

内容紹介

品質・安全・改革を導く「医師力(いしぢから)」に磨きをかける

医師のための「カイゼン」奥義!

 

医師として,高い臨床技術や知識に加え

患者中心の倫理基盤をもって

安全な医療を行うことが,今,求められています

 

多職種が緊密に連携して,よりよい

医療を行うためのリテラシーが必要です

 

大学や病院では教えてくれない,

そう思っているあなた,

この本で学ぶことができます!

 

・「医療情報学と電子カルテの役割」

・「医療の質向上ツールの導入方法」

・「実際の医療の質向上プロジェクト」など,

 

病院経営者まかせにしてはならない

医療の質への意識を高める方法が満載!

 

この本で医療のばらつきを抑え,

悪い結果を減らす技術を体得ください

目次 目次詳細はこちら(PDFで開きます)

第1部 医療の質向上と患者安全でのストロングポイント
1章 医療の質向上の基本用語を学ぼう
2章 米国における医療の質向上と患者安全の歴史を学ぼう
3章 連邦航空局での安全に関するリスクマネジメントの原則を学ぼう
4章 医療の質向上と研究にヒューマンファクターエンジニアリングを活用しよう
5章 臨床での医療情報学と電子カルテの役割を学ぼう

第2部 レジデントプログラム責任者目線と経営者目線でのストロングポイント
6章 医療の質向上にレジデントにも参加してもらおう:未来への投資
7章 レジデントプログラム責任者も患者安全と医療の質向上に関心をもとう
8章 患者安全の質協議会の活動にレジデントを巻き込もう

第3部 実際の医療の質向上プロジェクトでのストロングポイント
9章 入院患者の早期離床を促進する
10章 音声録音を活用して循環器病棟の退院時コミュニケーションを改善する
11章 妊娠中と出産後の禁煙を促進し,維持する
12章 ステロイド静注治療後の多発性硬化症患者の早期退院を促進する
13章 ワクチン接種の中核指標における遵守率を向上させる
14章 ICUでの早期リハビリテーション実施により患者転帰を改善させる
15章 急性期医療でのリハビリテーション内容のばらつきを減らす
16章 CAUTIプロジェクトを通じて医療の質を向上させる:看護学的アプローチ
17章 緊急投薬の遅れを減らす:多職種連携アプローチ

第4部 学術論文の評価と出版でのストロングポイント
18章 論文を執筆するには何が必要か:俯瞰して全体像を描こう
19章 効果的な文献検索をしよう
20章 エビデンスの評価,批判的吟味,執筆,出版のための情報源を活用しよう
21章 学術論文を読み解くための基本原則を学ぼう

第5部 医療の質向上を目的とした対策でのストロングポイント
22章 医療の質向上のためにグループでアイデアを創出しよう
23章 プロジェクトの対象範囲を設定しよう
24章 プロジェクトを選択し,対象範囲を設定しよう
25章 医療におけるコミュニケーションツールを活用しよう:基礎的なこと
26章 プロジェクトマネジメントをツールで見える化しよう:基礎的なこと
27章 医療現場で効果的なチームマネジメントを行おう:基礎的なこと
28章 実践的な医療の質向上ツールを活用しよう
29章 医療の質向上ツールを導入しよう
30章 リーンシグマを医療現場に応用しよう

第6部 医療の質向上に向けた技術的側面でのストロングポイント
31章 疫学の基礎を学び,疫学ツールを患者安全と医療の質向上に応用しよう
32章 医療の質向上のためのデータ分析の基礎を学ぼう
33章 調査の方法を学ぼう
34章 統計解析ソフトRを活用しよう:初学者のための手引き
35章 原書正誤表

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