内容紹介
通称「赤本」と呼ばれ親しまれている「地盤材料試験の方法と解説」が10年ぶり改訂され,「地盤材料試験の方法と解説[第一回改訂版]」として発刊いたしました。具体的には以下の内容が改訂され,すべての規格・基準を改正しました。
・SI単位を基本として,長さの単位に関しては,cmは用いずに,mmまたはmを用いるようにした。密度の単位は,Mg/cm3とした。
・ISO規格に記載されていた「試験装置の校正,メインテナンス,点検」を,JIS規格にも付録書(参考)として簡潔に記載した。
・報告すべき値には,有効数字(有効桁数)を明記し,試験回数についても,問題のない範囲で言及した。
・規格・基準内および解説で使用している用語に関して,2018年に制定された地盤工学用語(JIS A0207)と整合させた。
・データシートの見直しも行い,それぞれのシートの記入例をつけた。
目次
第1編 総 説
第2編 地盤の工学的分類
第3編 物理試験
第4編 化学試験
第5編 安定化試験
第6編 透水試験・圧密試験
第7編 変形・強度試験
第8編 特殊土の試験
第9編 ジオシンセティックス
出版社からのメッセージ
本書は『地盤材料試験の方法と解説』(2010年2月刊行 ISBN:978-4-88644-083-9)の改訂版です。