内容紹介
道路・鉄道トンネルは公衆災害を予防する観点からひび割れ等履行に発生する変状に着目した管理を実施している。水路トンネルは、通水阻害となるトラブルを回避するため、トンネルの安全確保を目的に維持管理がなされており、地山を含めたトンネルの安全性を評価し、必要な保全対策を実行することが重要となる。しかし、水路トンネルは常時流水で満たされているため、頻繁に点検することが困難な設備であるなど、維持管理上の課題も多い。
本書は、水路トンネル固有の特徴を踏まえ、若手水路保全技術者が現場で遭遇する実現象に、如何に判断し、対処すべきかを、解説した実務の手引きとして作成した。
目次
第1章 はじめに
第2章 水路トンネル保全の概要
第3章 必要とされる基礎知識
第4章 水路トンネルの保全(実務編)
第5章 保全技術の継承
第6章 事例に学ぶ
第7章 おわりに