シリーズ紹介
世界のアートシーンを牽引してきたフランス美術の背景を読み解く 世界中の芸術家たちが集まり、約300年の間世界の芸術を牽引してきたフランス。多数残された絵画や建築には激動のフランス史が映し出されている。それは華やかな歴史だけではない。相次いだ対立、革命と伝統、自由と制約、支配とそれに反発した自由を手に入れた民衆たち――。英国の美術評論家アンドリュー・ディクソンがフランスを訪れ、学芸員への取材、作家の生家への訪問、美術館の絵画の前で熱く語る。
内容紹介
革命後のフランスはさらなる激動の時代を迎える。芸術家がパリに集まり互いに刺激し合い、表現形態だけでなく絵画そのものが生まれ変わる芸術の革命が起こり、印象派、後期印象派、そしてピカソをはじめとする新世代が現れる。この時代のアートはまさに、新しく生まれ変わろうとするフランスを色濃く映し出している。
【取り上げる芸術家、作品など】
クロード・モネ/エドガー・ドガ/ポール・セザンヌ/ピエール=オーギュスト・ルノワール/ポール・ゴーギャン/パブロ・ピカソ/アンリ・マティス/マルセル・デュシャン ほか