犯罪の一般理論

犯罪の一般理論(電子書籍)

低自己統制シンドローム
原書名 A General theory of crime
著者名 大渕 憲一
発行元 丸善出版
発行年月日 2019年01月
NDCコード 140

内容紹介

犯罪は“同じ原因”によって起こっている。各犯罪を理解するためのさまざまな犯罪理論が乱立するなか「低自己統制理論」を解いた先駆者であるマイケル.R.ゴットフレッドソンとトラビス.ハーシーが実証データを用いて詳細に展開し、理論を確立。エポックメイキングとなった解説書である。1990年に刊行され、多くの研究者に引用されてきた同書からは今なお、普遍的な多くの問題提起をみることができる。邦訳『犯罪の基礎理論』(1996年刊)から20年以上を経て、名著が新訳でよみがえる。訳者は元日本犯罪心理学会会長・大渕憲一氏(東北大学名誉教授・現放送大学宮城学習センター所長。2016年に紫綬褒章受章)。

目次

I部 犯罪
 1章 犯罪の古典学派理論と犯罪概念
 2章 犯罪の本質
II部 犯罪性
 3章 生物学的実証主義
 4章 心理学的、経済学的、社会学的実証主義
 5章 犯罪性の本質:低自己統制
III部 理論の応用
 6章 犯罪事象と個人特性:年齢、性別、人種
 7章 低自己統制の社会的帰結
 8章 文化と犯罪
 9章 ホワイト・カラー犯罪
 10章 組織と犯罪
IV部 研究と政策
 11章 研究デザインと測定
 12章 公共政策への示唆

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