シリーズ紹介
アデ・アデピタンがアフリカ13カ国をめぐり今の姿をレポートする! アフリカは50以上の国々と多様な文化からなる、自然豊かで壮大な大陸。 急成長中で活気にあふれ、世界最後の巨大市場といわれ注目されている。 この旅でアデが見たのは、ニュースだけでは伝わってこないアフリカの姿。 明るく陽気な国民たち、経済発展、豊かな自然の魅力から、奴隷制の歴史、発展の裏にあるひずみ、独裁政治の影響、終わらない紛争、外国勢力の拡大などまで、多岐にわたるトピックを取材。車いすに乗ったアデが今のアフリカの真の姿を探っていく。
内容紹介
■モザンビーク
ポルトガルからの独立戦争やその後の内戦が長く続いた。インド洋に面し豊かな自然が残るが、自然保護と観光業の両立が課題である。街では、アデは障害者への配慮の少なさを実感し残念に思う。中国が多額の投資を行っているが、その動向には不安の声もある。
■南アフリカ
自然公園で多発するサイの密猟に対する保護活動を取材。アパルトヘイトの廃止と民主化から約30年が経過したが、人々の暮らしはどのように変化したのか?アデが大都市ヨハネスブルクなどを周り、住民に話を聞く。
■ジンバブエ
カリバダムはアフリカ最大の人工湖。国内の電力供給に長年貢献してきたが老朽化が進んでいる。ムガベ政権期に起こったハイパーインフレの影響で、経済は低迷したままである。金や銀などの天然資源が豊富だが、国民はその恩恵を受けられていない。