シリーズ紹介
アデ・アデピタンがアフリカ13カ国をめぐり今の姿をレポートする! アフリカは50以上の国々と多様な文化からなる、自然豊かで壮大な大陸。 急成長中で活気にあふれ、世界最後の巨大市場といわれ注目されている。 この旅でアデが見たのは、ニュースだけでは伝わってこないアフリカの姿。 明るく陽気な国民たち、経済発展、豊かな自然の魅力から、奴隷制の歴史、発展の裏にあるひずみ、独裁政治の影響、終わらない紛争、外国勢力の拡大などまで、多岐にわたるトピックを取材。車いすに乗ったアデが今のアフリカの真の姿を探っていく。
内容紹介
■タンザニア
野生動物の宝庫で観光客も多い。密猟が後を絶たず保護活動が続けられているが、その一方で動物による農作物被害が人々を苦しめている。動物保護と被害対策のジレンマを取材する。
■エチオピア
北部のアファールは砂漠地帯で平均気温が世界一高い。医療や教育が遅れていたが、近年海外からの投資によって道路整備や工場建設が進み、開発を通じて環境が変わり始めている。首都アディスアベバは今世界で最も急成長中の都市。経済成長をもたらすのは不動産業や輸出用の製品工場で、中国やインドに続く発展が期待されている。
■ソマリア
イスラーム勢力アル・シャバブの支配で危険な状態が続いている。アデは厳戒態勢で街を取材する。支配に屈しない女性バスケチームや、祖国の再建を手伝うために英国から帰郷した女性医師に出会う。