内容紹介
ヴァルター・ベンヤミン(1892年-1940年、ドイツ)は文芸評論家、思想家、翻訳家、社会学者としても知られる。「パサージュ論」や「複製技術時代の芸術」といった著書は、建築や都市計画の論文でも頻繁に引用されており、建築の世界でもその名はなじみ深い。
彼は19世紀のパリに現われたパサージュをはじめとする物質文化や大衆社会にに目を凝らしつつ、近代化によって失われたものに着目し、来るべくポストモダンやそれ以降の時代を、20世紀の初頭にすでに予見していた。
そこで本書は、ベンヤミンの思想を分析することで、いかに未来を予見し、新たな建築や都市のデザイン潮流を生み出すヒントを与えている。
目次
序 章
第1章 メトロポリタニズムと方法
第2章 ラディカリズムと革命
第3章 モダニズムと記憶
第4章 ユートピア主義と効用
第5章 参加と政治
第6章 ベンヤミンの追想
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