内容紹介
今回の主要な改訂点は以下の通りです。
(1)避難通路と排煙設備の役割を踏まえ、設置条件を明確にしました
(2)運用・連携等の記載を充実化しました
(3)新技術導入への配慮及び最新の知見等の反映を行いました
また、解説にかかる部分の主な改訂点は以下のとおりです
(1)火災の状況変化に応じた各設備の役割を記述しました
(2)必要に応じて設置する施設の設置条件を詳しく記述し、避難通路と排煙設備については設置条件を強化しました
(3)各設備が有する機能を具体的に説明するとともに、新技術を導入した事例についても記述しました
(4)各設備の運用において、あらかじめ定めておくべき基本事項を記述しました
(5)連携、訓練、広報・啓発活動を行うにあたり考慮すべき基本事項を記述しました
本解説書が、道路トンネルの非常用施設の整備に携わる多くの技術者に活用され、道路トンネルの安全・安心の確保に大いに貢献することを心から祈念します。
目次
1.総則
2.非常用施設の種類及び機能
3.設置計画
4.設計
5.運用
付属資料
出版社からのメッセージ
本書は『道路トンネル非常用施設設置基準・同解説』(2001年11月刊行 ISBN:978-4-88950-507-8)の改訂版です。