内容紹介
LES (Large-Eddy Simulation)の風環境問題への適用や濃度・温度などの拡散問題についての記述を充実させるとともに、CFD の適用範囲の拡大も考慮する必要性が生じた点、また、CFD の商用コードやオープンソースコードの普及に伴い、採用されている代表的な乱流モデルや解析条件等の式やその意味を解説した分かりやすいガイドブックの需要も高まっている点を踏まえ、最新の国内外の研究動向を反映させた都市の風環境予測のための新しいCFD 適用ガイドラインの策定、およびガイドブックの編纂が必要と考え、本書をまとめました。
目次
第1編 都市の風環境予測のための基礎知識
第2編 都市の風環境予測のためのCFD解析技術
第3編 都市の風環境予測のためのCFD適用ガイドライン
資料編 CFD解析の精度検証のための実験データベース