電子機器部品の腐食・防食Q&A 第2版

電子機器部品の腐食・防食Q&A 第2版

著者名 腐食防食学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2019年08月
判型 A5 210×148
ページ数 120ページ
ISBN 978-4-621-30406-8
Cコード 3057
ジャンル 電気・電子・情報工学

内容紹介

本書は“電子機器・電子部品についての腐食”を扱う。この分野は腐食を専門としない技術者の割合が高く、腐食劣化の系統的な理解が不足している。一方で、家電製品などの故障原因として腐食が関与する例が多い。最近では、自動車関連、グローバル化、電子部品の酸化防止に対する需要が増えている。読者対象は、電気系設計者、現場保守担当者、消費者サービス担当者など。腐食の基本を理解することにより、電子機器・部品の信頼性向上につながることを目的とする。事例や経験を踏まえ、素朴な疑問に腐食技術者の立場から答える平易な内容。併せて、腐食の技術者、研究者に電気・電子機器の分野における腐食の概要、特徴、問題点について理解してもらうことも目的としている。

目次

第1章 電子部品材料における腐食の実際
Q1 銀の腐食特性
Q2 銅の腐食特性
Q3 置換銀めっきの腐食
Q4 銅合金のあんこ変色
Q5 金めっき接点の腐食
Q6 自動車電装品接点のめっき
Q7 接点で使用する金属の組合せ
Q8 導電性接着剤の腐食
Q9 ケーブル被覆材による腐食
Q10 赤りん難燃剤による腐食
Q11 金ワイヤボルティング接合部の腐食
H1 温湿度環境の加速試験
参考文献

第2章 電子部品・機器における腐食の実際
Q12 密閉構造の配電盤
Q13 発熱による乾燥と腐食
Q14 自動車内の温湿度
Q15 風速で腐食が促進する
Q16 海塩粒子の付着を低減する
Q17 太陽電池
Q18 モータの接触障害
Q19 LEDの腐食
Q20 電解コンデンサの腐食
Q21 樹脂防止半導体パッケージの防湿
H2 自動車の電装化
参考文献

第3章 腐食環境
Q22 屋外環境と屋内環境
Q23 海外環境の腐食性
Q24 結露による銅合金の変色防止
Q25 銀接点スイッチの腐食とゴム
Q26 融雪塩による電子部品の腐食
Q27 排水溝付近での腐食
Q28 ごみや塵埃の付着と腐食
Q29 付着塩粒子の種類
Q30 塵埃の大きさと腐食
Q31 火災で付着したすすによる腐食
Q32 汚染ガスの許容濃度
H3 公開されている環境データ
参考文献

第4章 腐食の形態
Q33 いろいろなマイグレーション
Q34 ECMを起こしやすい金属
Q35 ECMの加速試験
Q36 ECMの形態
Q37 鉛フリーはんだのECM
Q38 硫化物クリープ
Q39 すずめっきのウィスカ
Q40 鉛フリーはんだめっきのウィスカ
Q41 亜鉛めっきのウィスカ
Q42 硫化銀ウィスカ
Q43 すずめっきの微摺動摩耗
Q44 銅合金のSCC
参考文献

第5章 加速試験および腐食評価
Q45 腐食試験の国際的規格
Q46 単一ガス試験と混合ガス試験
Q47 SO2試験とH2S試験の違い
Q48 IEC規格ガス腐食試験
Q49 IEC規格試験の促進方法
Q50 半密閉ケースの加速試験法の注意
Q51 環境腐食性を定量的に評価測定
Q52 ガス検知管によるガス濃度測定
Q53 カソード還元法
Q54 標準金属板と腐食センサ
Q55 接触抵抗評価
Q56 耐ECM性試験
Q57 フラックスの腐食性試験法
Q58 はんだの漏れ性
Q59 赤りん評価
H4 カソード還元法
H5 大気環境の測定方法
H6 めっきピンホール欠陥の評価法
参考文献

第6章 防食設計
Q60 基板コーティング材の選定
Q61 防水コーティングによる腐食抑制
Q62 金めっきの封孔処理
Q63 空気浄化・フィルタの選定
Q64 銀の合金化による腐食抑制
Q65 銅の表面酸化膜対策
Q66 アルミ配線の腐食対策
H7 故障発生率のバスタブカーブ
参考文献

第7章 腐食劣化の基礎
Q67 電子部品の腐食
Q68 表面水膜の厚さと腐食速度 
Q69 金属のイオン化傾向 
Q70 金属の電位-pH図
Q71 腐食反応の駆動力
参考文献

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