耐震建築論の文化史
1970年前後まで
著者名 | 滝澤 春男 著 |
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発行元 | 丸善プラネット |
発行年月日 | 2018年11月 |
判型 | B5 257×182 |
ページ数 | 1424ページ |
ISBN | 978-4-86345-391-3 |
Cコード | 3020 |
内容紹介
新たな営造形式を求める人類の欲望が, 地震対策問題を生じさせる。本書は古代から耐震の‘現代’が始まる1970年前後までを主対象に, 原資料に即し各時代相・地域相, 登場の英雄群像を記述した‘建築と地震’のアンソロジー。1800年代末期から活発化する日本と遅れた米国西海岸での動き, さらに国際化への歩みなどが詳細にたどられる。
目次
1章 地震・震害記載の曙/2章 避震・耐震へ向けての萌芽, あるいは江戸期の状況/3章 西洋社会と地震/4章 御雇外国人達の遺産/5章 アカデミーの成立と大森・今村地震学/6章 造家・建築学畑における耐震建築論の胎動/7章 佐野利器の時代/8章 関東地震とその教訓/9章 20 世紀第2四半期での動向/終章 その後に来たもの―1960 年代までの移ろい