LIME3

LIME3

グローバルスケールのLCAを実現する環境影響評価手法
著者名 伊坪 徳宏 編著
稲葉 敦 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年08月
判型 B5 257×182
ページ数 300ページ
ISBN 978-4-621-30322-1
Cコード 3036
NDCコード 519
ジャンル 環境科学・生活科学 >  環境科学

内容紹介

本書では、ISO140040(2006)とISO14044(2006)の方法に則り、製品やサービスのライフサイクルでの環境への排出物量や資源の消費量を計算した後で(ライフサイクルインベントリ分析;LCI)、それらの環境への影響を評価する方法(ライフサイクル影響評価;LCIA)として、著者らが開発してきた方法であるLIME(Life Cycle Impact Assessment Method based on Endpoint)の最新版(LIME3)を解説。 LIME1、LIME2ではいずれも日本の国内での評価に使われることを前提としていたが、LIME3では、この方法を世界の各国に広げ、各国の人々の価値観を表現。

目次

第1部:LIME3の概要
 第1章 ライフサイクル影響評価
  1.1ライフサイクル影響評価の意義
  [コラム 国際規格におけるLCIA の手順]
  1.2 LCIAの歴史
  [コラム LIME1]
  [コラム LIME2]
 第2章 LIME3の概要と特徴
  2.1 背景
  2.2 LIME3開発の目的
  2.3 LIME3の枠組み
  [コラム LIME2 とLIME3 の違い]
  [コラム LIME とISO14044(2006)との関係]
  2.4 各国の環境条件を反映した被害係数の開発
  [コラム 被害指標]
  2.5 世界を対象とした年間環境影響総量(規格値)の算定
  2.6 国や地域の環境意識の違いを反映した重みづけ係数の開発
  2.7 ほかの評価手法との比較
第2部:被害評価手法
 第1章 気候変動
  1.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  1.2 既存研究の概要
  1.3 評価の方針
  1.4 評価手法と結果
  [コラム 気候モデルの分類とMAGICCモデル]
  [コラム 温室効果ガスの排出シナリオ]
  [コラム 気温上昇に対する生息地減少率の導出方法]
  [コラム 累積的な土地改変面積率の違いに応じた補正倍率の導出方法]
  [コラム GHGの違いによる被害係数の比較]
 第2章 大気汚染
  2.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  2.2 既存研究の概要
  2.3 評価の方針
  2.4 評価手法と結果
  [コラム HTAPプロジェクト]
  [コラム 地球システムモデル]
  [コラム 2000年の大気汚染物質の排出量データ]
  2.5 まとめ
 第3章 光化学オキシダント
  3.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  3.2 既存研究の概要
  3.3 評価の方針
  3.4 評価手法と結果
  3.5 PM2.5の健康被害係数との相違点
  3.6 まとめ
 第4章 水消費
  4.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  [コラム 水資源の利用可能性に影響を与える様々な要因の取扱い]
  4.2 既存研究の概要
  4.3 評価の方針
  4.4 評価手法と結果
  4.5 まとめ
 第5章 土地利用
  5.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  5.2 既存研究の概要
  5.3 評価の方針
  5.4 評価手法と結果
  [コラム 地域性を考慮したLCIAのために:土地利用の位置に応じたダメージ関数]
  [コラム HaberlらによるHANPPの研究]
  [コラム Erbらによる全球の土地利用データセット]
  5.5 まとめ
 第6章 鉱物・化石資源消費
  6.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  6.2 既存研究の概要
  [コラム 欧州における影響評価指標のレビュー状況] 
  [コラム 弱い持続可能性と強い持続可能性]
  6.3 評価の方針
  6.4 評価手法と結果
  6.5 まとめ
 第7章 森林資源消費
  7.1 環境影響の因果関係とエンドポイント
  7.2 既存研究の概要
  7.3 評価の方針
  7.4 評価手法と結果
  7.5 まとめ
第3部 世界における年間環境影響総量(規格値)の算定
 第1章 既存研究の現状と評価の方針
  1.1 既存研究の現状
  1.2 評価の方針
 第2章 研究方法
  2.1 計算手順
  2.2 評価範囲
  2.3 年間環境負荷量
 第3章 結果
  3.1 年間被害量と影響領域の内訳
  3.2 影響発生地域の内訳
 第4章 議論
  4.1 ほかの研究事例との比較
  4.2 限界,課題
 第5章 まとめ
第4部 統合化
 第1章 評価目的
 第2章 評価方法
  2.1 コンジョイント分析の概要
  2.2 データ収集の手順
  2.3 調査票の詳細
  [コラム 回答結果の解析方法]
 第3章 結果
  3.1 無次元の重みづけ係数(WF1)算定結果
  3.2 各国の重みづけ係数の傾向
  3.3 各国,地域の環境意識の個人差
  3.4 貨幣換算された重みづけ係数(WF2)算定結果
 第4章 議論
  4.1 LIME2との比較
  4.2 Ecoindicator’99との比較
  4.3 貨幣換算された重みづけ係数(WF2)の利用
 第5章 まとめ
第5部 まとめと今後の課題

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