内容紹介
国内外の状況は、3Rs実施は当たり前となり、研究機関の動物実験実施における「説明責任」が強く求められるようになってきたことを踏まえ、最新の法令等・基本指針・学実会議ガイドラインに沿った適正な動物実験実施を考慮した内容として「アニマルマネジメントII」を増補改訂した。機関内規程の作成・改定、規定運用のための手順書の作成について「説明責任」を意識して見直し、適正な動物実験実施に役立てられるよう再構成した。
目次
第1部 動物実験に関する機関内規程の作成・改定:1.機関内規程等作成に当たっての基本的考え方/2.動物実験に関する機関内規程/3.動物実験委員会規程策定に当たっての基本的考え方/参考資料・様式例
第2部 規定運用のための手順書:1.動物実験審査承認手順書/資料1:3Rsの審査の実際/資料2:実験処置の苦痛度レベル検索の実際/2.教育訓練手順書と動物実験に関する教育訓練プログラム/3.実験動物施設の管理および作業の手順書/4.自己点検・評価手順書と自己点検評価表
第3部 動物実験における動物の観察:1.動物観察は動物実験の基本/2.観察の目的/3.観察のポイント/4.症状と用語の解説