「地球温暖化」狂騒曲

「地球温暖化」狂騒曲

社会を壊す空騒ぎ
著者名 渡辺 正
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年06月
判型 四六 188×128
ページ数 232ページ
ISBN 978-4-621-30304-7
Cコード 0040
NDCコード 519
付属品 なし
ジャンル 環境科学・生活科学 >  環境科学
環境科学・生活科学 >  環境科学 >  環境一般
環境科学・生活科学 >  環境科学 >  資源・エネルギー

内容紹介

現在の地球が温暖化し、大気中にCO2が増えつづけていること疑いない。しかし、温暖化の主因は徐々に温暖化してしている自然の循環と都市化であり、後者の影響によると思われる気温データは加工されて発表される。人為的CO2排出増加による温暖化の影響は5割程度と見るのが妥当。したがって人為的CO2排出増加による温暖化を防ぐよりも、その温暖化によって引き起こされると予想される事象に落ち着いて対策を立てるのが賢明といえる。国連(IPCC)、メディア、一部研究者が主張する人為的CO2排出増加による温暖化の脅威はから騒ぎというほかはない。日本では毎年3兆円もの巨費が温暖化対策費として使われているにもかかわらず、CO2は毎年順調に増えつづけている。再エネも省エネも人為的CO2を減らすことはできない。ドブに捨てると同じ壮大な無駄に対する頂門の一針。

目次

序章 東京都「LED電球」の茶番劇
 数字の根元
 節電の一歩だけ先
 わかる人、わからない人
1章 二酸化炭素――命の気体
 生命を生み育んだCO2
 CO2の増加と植物
 CO2の増加と農業・植生
 「エコ」という反エコロジー
 大気に増えるCO2の源
2章 地球の気温――まだ闇の中
 恐ろしそうな気温のグラフ 
 都市化の威力
 気温値の加工がつくる「温暖化」
 衛星データ
 自然変動
 未来の予想―地球の気温とCO2
3章 地球の異変――誇大妄想
 異常気象が増えている?
 島国が水没する?
 極地の氷が減っている?
 氷河が後退している?
 海水が酸性化している?
 「異変」の予測―当たるも八卦
4章 温暖化対策――軽挙妄動
 国とメディアのお節介
 省エネはCO2を減らさない
 温暖化対策をする組織
 年三兆円のドブ捨て
 実効ゼロのパリ協定
 脱炭素という妄想
 口先だけの人々
 「予防」でなく「適応」を
5章 再生可能エネルギー――一理百害
 再エネの比率
 薄いエネルギー
 フラフラ電力
 幻の「CO2排出削減」
 環境破壊
 愚かしい固定価格買取制度
 バイオ燃料という茶番
 政府の姿勢―二〇一七・一八年
6章 学界と役所とメディア――自縄自縛
 IPCCという組織
 京都議定書の顚末
 科学者の九七%が温暖化を支持?
 クライメートゲート事件
 研究界の生態学
 メディアの生態学
 明るいきざし
終章 環狂時代――善意の暴走
 豊洲の「ベンゼン一〇〇倍」騒ぎ
 福島の受難
 時代の空気
 環狂の源流

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定価:1,980円
(本体1,800円+税10%)
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