内容紹介
『シリーズ生命倫理学』の第2巻にあたる本書は、生命倫理の議論でしばしば登場する概念のうちから代表的なものを選び、それらの概念そのものについて検討することが課題。「生命」「性」「死」「身体」「健康/病気」「障害(障がい)」「人間の尊厳と人権」「パーソン」「自律」「責任」「正義」「公共性」「動物」の、全体で14に及ぶこれらの概念が、各々の論者の観点から多様なアプローチをとって検討。
目次
第1章 倫理
第2章 生命
第3章 性
第4章 死
第5章 身体――結核の歴史から
第6章 病気/健康――〈滞ることなく流れる循環〉という視点
第7章 障害(障がい)――生命倫理への批判的視座
第8章 人間の尊厳と人権――私たちはどのように問い,そして語るべきなのか
第9章 パーソン
第10章 自律
第11章 責任
第12章 正義――ホモ・サケル論と正義の探求
第13章 公共性――生命倫理と歴史的遭遇
第14章 動物
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