
著者名 | 楪 博行 著 |
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発行元 | 丸善プラネット |
発行年月日 | 2018年09月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 368ページ |
ISBN | 978-4-86345-376-0 |
Cコード | 3332 |
内容紹介
アメリカで1938年に成立した連邦民事訴訟規則がそのRule 23にクラス・アクションを規定して約80年が経過した。クラスとは、訴えの主体となるべく一定の要件を具備して構成された集団であり 、クラス・アクションとは、この集団の代表者が提起する訴訟である。本書では、1938年に連邦民事訴訟法の中でクラス・アクションが規定されるに至るまでの過程を分析。形成過程、存在の意味の考察、現行の連邦裁判所における当該制度を詳細に検討。最後にその意義と将来について考察を加えた。
目次
I クラス・アクションの萌芽と発展過程/II クラス・アクションの成立要件/IIIクラス・アクションの類型 /IV クラス・アクションの成立認証とトライアル/V クラス・アクションを支える制度 /VI クラス・アクションでの代理人を巡る問題/VII 州裁判所におけるクラス・アクション/VIII クラス・アクションを巡る議論/IX クラス・アクションの将来