ポイントを学ぶ 流れの力学

ポイントを学ぶ 流れの力学

著者名 加藤 宏
発行元 丸善出版
発行年月日 1989年09月
判型 B5 257×182
ページ数 126ページ
ISBN 978-4-621-03410-1
Cコード 3053
NDCコード 423
ジャンル 機械・金属・材料 >  機械工学一般

内容紹介

これまで,経験的な学問であった流体も,力学的要素も加えられ,現在,流れの力学と呼ばれるようになった.本書は,この流れの力学の基礎を高専や,大学低学年にも理解できるようポイントを抑え,ていねいに解説した教科書.

目次

1 流体とは
 1.1 流れの分類
 1.2 流体の物理的性質
 1.3 単位と次元
2 流れの基礎的現象
 2.1 定常流と非定常流
 2.2 層流と乱流
 2.3 管路内の流れと圧量損失
 2.4 揚力と抗力
 2.5 境界層と流れのはく離
 2.6 渦
3 流体の静力学 
 3.1 流体の圧力
 3.2 圧力の測定
 3.3 全圧力,圧力の中心
 3.4 浮力,浮体
 3.5 相対的静止
4 基礎式
 4.1 保存則
 4.2 相似則
 4.3 運動方程式
5 管内流
 5.1 円管流れの圧力降下と層流,乱流
 5.2 助走区間内の円管流れ
 5.3 十分発達した円管流れ
 5.4 拡大管内の流れ
6 物体まわりの流れ
 6.1 平板上の境界層と摩擦抗力
 6.2 円柱のまわりの流れと圧力抗力
 6.3 流れの中の物体に作用する抗力
 6.4 翼のまわりの流れと揚力
7 運動量の法則
 7.1 運動量の法則
 7.2 運動量の法則の応用
 7.3 角運動量の法則
8 計測
 8.1 圧力測定
 8.2 流速測定
 8.3 流量測定
 8.4 粘度測定
付録
 A.1 水および乾燥空気の密度,粘度,動粘度
 A.2 水の体積弾性係数
 A.3 水と水銀の表面張力
 A.4 固有の名称をもつSI単位
 A.5 桁数を表す接頭語
 A.6 各種流体の動粘度と温度との関係
コラム
 流れとは
 流れの可視化
 粘度を測定する
 行きは乱流,帰りは層流?
 翼形
 ギリシャ文字の読み方  

出版社からのメッセージ

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