ポイントを学ぶ 材料力学

ポイントを学ぶ 材料力学

著者名 西村 尚 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 1988年03月
判型 B5 257×182
ページ数 150ページ
ISBN 978-4-621-03249-7
Cコード 3053
NDCコード 501
ジャンル 機械・金属・材料 >  機械工学一般
機械・金属・材料 >  材料工学

内容紹介

機械を安全に、経済的に使うための強度設計の基礎学問である材料力学を、大学の低学年の学生に理解できるよう丁寧に解説。姉妹書「例題で学ぶ材料力学」と併用することで、より一層の効果をあげることができる。

目次

1 材料力学序論
 1.1 応力とひずみ
 1.2 弾性体における応力とひずみの関係
 1.3 工業用材料の機械的性質
 1.4 安全率と許容応力
2 引張りと圧縮
 2.1 軸荷重を受ける棒
 2.2 引張り・圧縮の不静定問題
 2.3 熱応力と残留応力
 2.4 骨組み構造
 2.5 斜断面上の生ずる応力とモールの応力円(単軸応力の場合)
3 ねじり
 3.1 丸軸のねじり
 3.2 円形以外の断面をもつ軸のねじり
 3.3 コイルばね
4 真直ばりの曲げモーメントとせん断力
 4.1 はり
 4.2 はりの支持方法
 4.3 はりに加わる荷重とモーメント
 4.4 静定ばり
 4.5 はりの断面に生ずる力とモーメント
 4.6 曲げモーメント,せん段力および軸力の符号
 4.7 自由物体図
 4.8 せん断力図と曲げモーメント図
 4.9 重ね合わせの原理
 4.10 面積モーメント法の応用
 4.11 分布荷重,せん断力および曲げモーメントとの関係
 4.12 移動荷重を受けるはり
5 真直ばりの変形
 5.1 はりの応力
 5.2 断面二次モーメント
 5.3 はりに作用するせん断応力
6 真直ばりの変形
 6.1 曲げモーメントによるはりのたわみの基礎式
 6.2 片持ばりのたわみ
 6.3 単純支持ばりのたわみ
 6.4 面積モーメント法によるたわみの計算
 6.5 せん断力によるはりのたわみ
7 はりの複雑な問題
 7.1 不静定ばり
 7.2 連続ばり
 7.3 平等強さのはり
 7.4 組合せばり
 7.5 曲りばり
8 ひずみエネルギー
 8.1 引張りによりひずみエネルギー
 8.2 曲げによるひずみエネルギー
 8.3 せん断力によるひずみエネルギー
 8.4 ねじりによるひずみエネルギー
 8.5 相反定理
 8.6 カスティリアノの定理
9 組合せ応力
 9.1 平面応力
 9.2 モールの応力円
 9.3 平面ひずみ
 9.4 モールのひずみ円
 9.5 応力とひずみの関係
 9.6 弾性係数間の関係
10 円筒,球,回転円盤
 10.1 薄肉圧力容器,薄肉円筒
 10.2 薄肉球
 10.3 厚肉円筒
 10.4 組合せ円筒,焼きばめ
 10.5 厚肉球
 10.6 回転円盤
11 材料の破壊の条件
 11.1 組合せ応力下における降伏の条件
 11.2 塑性不安定の条件
12 柱の圧縮  
 12.1 短柱の圧縮
 12.2 長柱の座屈
 12.3 オイラーの理論
 12.4 降伏点を超えた場合の座屈応力
13 平板の曲げ
 13.1 長方形板の平面曲げと円筒曲げ
 13.2 互いに直交する二方向への曲げ
 13.3 円板の軸対象曲げ
 13.4 等分布荷重を受ける円板
 13.6 長方形板の曲げ
付録
 A.1 工業用材料の力学的性質
 A.2 各断面形状の図心,断面図,断面二次モーメントおよび断面係数
コラム 
 応力はどのようにすれば測定できるか
 チョークをねじるとどのような破壊をするか?
 座屈はどのような条件のもとに発生するのだろうか?
 変位測定のハイテク
 金属板の破壊形態
 ギリシャ文字
 ほんとうの材料力学

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