内容紹介
食品学、栄養学等を学ぶ学生にも分かりやすい有機化学の教科書。物理化学の基礎事項も丁寧に解説。
目次
序章 好奇心を取り戻そう
§1.デモ実験
§2.分子模型
§3.元素,元素記号,周期表
1章 最も簡単な化合物、構造式の書き方と構造異性体
1-1 分子式
1-2 分子量
1-3 構造式
1-4 二重結合と三重結合
1-5 示性式とは
2章 飽和炭化水素(Saturated Hydrocarbon)アルカン(Alkane)
2-1 飽和炭化水素,アルカンとは
2-2 直鎖の飽和炭化水素とその命名法
2-3 アルカンはどこにある
2-4 アルカンの性質
2-5 分岐炭化水素とその命名法
2-6 脂環式飽和炭化水素 シクロアルカン
3章 11種類の有機化合物群について理解すること・頭に入れること
3-1 化合物群(グループ)の表
3-2 官能基の表:
3-3 化合物の名称について
4章 簡単な飽和有機化合物:アルカンの誘導体
4-1 ハロアルカン
4-2 アミン
4-3 アルコール
4-4 多価アルコール
4-5 エーテル
5章 不飽和有機化合物
5-1 カルボニル化合物
5-2 カルボン酸
5-3 エステル
5-4 アルケン
6章 芳香族炭化水素とその化合物
6-1 芳香族炭化水素とその化合物
6-2 芳香族性:脂肪族のアルケンと異なる性質
6-3 ベンゼン以外の芳香族化合物
7章 生化学・栄養学・食品学とのつながり
7-1 アミノ酸・糖と光学異性体・対掌体・鏡像鯛
7-2 光学活性と偏光・旋光性
7-3 今まで学んだことの生化学・栄養学・食品学分野への応用
8章 原子構造と化学結合
8-1 原子量と原子番号
8-2 原子の構造
8-3 原子の同心円モデル
8-4 原子の電子配置と周期律
8-5 イオン化エネルギー,電子親和力,陽イオン・陰イオンへのなりやすさ
8-6 元素の性質の周期性,イオン化エネルギー・電子親和力の周期性
8-7 電気陰性度
8-8 元素の構造:同心円モデルの修正
8-9 電子スピン
8-10 電子式
8-11 量子論の考え方I
8-12 化学結合
8-13 量子論の考え方II
8-14 共有結合
付録1 分子模型で遊びながら学ぶ有機化学の基礎:メタンからダイヤモンドまで
原子価と構造
もっとも簡単な分子
構造式
炭化水素
環式炭化水素
不飽和炭化水素
CHO化合物の分子模型
CHN化合物の分子模型
アミノ酸・糖と光学異性体
芳香族炭化水素とその置換体
付録2 化合物群の名称・性質・反応性のまとめ
出版社からのメッセージ
本書は改訂版『生命科学, 食品・栄養学, 化学を学ぶための 有機化学 基礎の基礎 第3版』(2019年9月刊)を刊行しています。
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