科学技術と知の精神文化VII
顕在化する課題と新たな挑戦
著者名 | 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 編 |
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発行元 | 丸善プラネット |
発行年月日 | 2018年02月 |
判型 | 四六 188×128 |
ページ数 | 244ページ |
ISBN | 978-4-86345-367-8 |
Cコード | 0040 |
ジャンル | 科学一般 |
内容紹介
世界が大きな時代の変動期を迎えている現在、科学技術は何をよりどころとし、どこへ向かうべきか。本書は、人々の精神・規範・文化と科学技術の関係を歴史に学び、未来社会の創造に向けて様々な観点から議論を深めていく事が必要である。という問題意識から出発した「科学技術と知の精神文化」研究会の、多様な分野の深い知見に基づいた示唆に富む講演内容を合本し、科学技術の「いま」をご紹介します。21世紀にふさわしい知の精神文化を探るきっかけとなるシリーズ第7弾です。
目次
「科学的助言」の大切さと難しさ(阿部 博之)/現代科学技術倫理の宗教的な次元(島薗 進)/揺りかご前から墓場の後まで(村上 陽一郎)/人文学のための弁明(野家 啓一)/文系の知とは何か?(吉見 俊哉 )/革新的サイバニックシステムによる未来開拓(山海 嘉之)/超高齢社会を乗り切る漢方の知恵(渡辺 賢治)/若手研究者が育つ条件(細野 秀雄)/心の病の変遷(内海 健)