内容紹介
15世紀には、“英詩の父”チョーサーの『カンタベリー物語』が出版された。それまでの文学の慣習を破り庶民の言葉である英語で書かれたこと、また活版活字の技術によって大量印刷が可能になり、ベストセラーとなった。中世の世界観を表現する貴重な書物であると同時に、当時の数千の読者にとって自分を映す鏡にもなり、さらに写本から印刷本へ書物そのものが歴史の転換点となった。
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15世紀には、“英詩の父”チョーサーの『カンタベリー物語』が出版された。それまでの文学の慣習を破り庶民の言葉である英語で書かれたこと、また活版活字の技術によって大量印刷が可能になり、ベストセラーとなった。中世の世界観を表現する貴重な書物であると同時に、当時の数千の読者にとって自分を映す鏡にもなり、さらに写本から印刷本へ書物そのものが歴史の転換点となった。