エレクトロニクス企業におけるものづくりの再評価

エレクトロニクス企業におけるものづくりの再評価

1970〜1990年代での事例企業の事業転換を通して
著者名 深谷正廣
発行元 丸善プラネット
発行年月日 2017年10月
判型 A5 210×148
ページ数 208ページ
ISBN 978-4-86345-349-4
Cコード 3034
ジャンル 機械・金属・材料

内容紹介

近年、新興国の追い上げなどにより苦戦するわが国のものづくり業。本書では、製品開発の技術革新と製造の技術革新が車の両輪として革新的製品を創り出しているとの仮説に基づき、エレクトロニクス産業の一企業を事例に取り上げ、1970〜1990年代での事例企業の事業転換時における、製造技術の「共通基盤技術」に着目し、事例企業の複数の製品分野に貢献した事例を取り上げながら、それらが果たしてきた役割を整理。「共通基盤技術」が事業成長と共にどのように成長していくかを検証する。

目次

第1章 エレクトロニクス企業の事業転換とその背景/第2章 技術革新に伴う事業転換と共通基盤技術の関係性/第3章 ミリ波通信から光通信時代へ-世界的技術転換時における共通基盤技術の伸張(1970年代)/第4章 家電ビデオカメラ事業転換時の共通基盤技術の貢献-コア技術の盛衰による家電事業への参入と撤退(1980年代)/第5章 電子計測器オシロスコープの事業展開-競争優位の共通基盤技術の継承(1980〜90年代)/第6章 業務用無線機の海外展開と国内回帰-製品価値向上への共通基盤技術の貢献(1990年代)/第7章 事業転換を支える共通基盤技術の再評価/終章 「共通基盤技術」研究の重要性

定価:3,520円
(本体3,200円+税10%)
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