内容紹介
本書は、例題や設計例を豊富に取り入れ、若手構造技術者、大学生・大学院生が塑性設計の教科書・参考書として利用しやすいように平易な記述でまとめられている。今回の改定では、最新の知見を基に、以下の主な方針に則って内容の見直しを図った。1)塑性変形能力の基準の明確化、2)「鋼構造限界状態設計指針・同解説」の耐力評価式との統合化、3)「建築耐震設計における保有耐力と変形性能」後継としての設計資料の提供、4)塑性ヒンジの回転能力(塑性変形能力)が地震時に生じる変形に対して保証されているか確認可能にする。
目次
1章 基本事項
2章 塑性解析
3章 全塑性モーメント
4章 板要素の幅厚化
5章 梁
6章 柱
7章 ブレース
8章 接合部
9章 崩壊荷重の算定法
10章 骨組と部材の変形
11章 設計例
出版社からのメッセージ
本書は『鋼構造塑性設計指針 (改訂)』(2010年2月刊行 ISBN:978-4-8189-0588-7)の改訂版です。