内容紹介
生涯で5000曲に及ぶ作品を遺して2007年に世を去った作詞家・阿久悠。日本レコード大賞5回、同作詞賞7回、日本作詞大賞8回を受賞し、シングル総売り上げ枚数は6800万枚以上、著作も100冊を超える空前絶後の活躍ぶりは、誰にも超えられることはないだろう。本書は、1970年代を疾駆した阿久悠の人生を追いながら、作詞作品の本質をも射抜く意欲作である。今回新たに発見された事実多数。没後10年記念出版!
目次
はじめに
第1章 父と子
第2章 ダンディズム
第3章 東京
第4章 作詞家・阿久悠の誕生
第5章 「作詞家憲法十五条」
第6章 「女」から「女性」へ
第7章 詞と文学