内容紹介
今回の改定の主旨は,以下のとおりです. ・ISO規格による構造設計の体系の国際標準化の動きを受けて,トンネルにおいても国際標準化の端緒を開く目的で,現時点で可能な範囲での知見を整理し「共通編」として新たに改訂版に反映させることにしました ・シールドトンネル以外の構造物の設計法の性能規定や限界状態設計法への移行が進んでいることや,シールドトンネルの設計,施工等の技術が進歩していることから,トンネルライブラリー第19号,第23号の検討成果も取り入れて,「覆工」編および「限界状態設計法」編の充実を図りました. ・維持管理については,章を新たに設けて,供用期間中の維持管理が適切に実施できるように,具体的な記述を行いました. ・従来「荷重」として表記していたものを「作用」と改め,施工時荷重については,安全性の向上や技術的な改善等の内容を可能な限り反映し解説しました.
目次
[共通編]・同解説
第1章 総則
第2章 トンネル構造物の性能規定
[シールド工法編]・同解説
第1編 総論
第2編 覆工
第3編 シールド
第4編 施工
第5編 限界状態設計法