内容紹介
本書は先に発刊された「道路橋支承部の改善と維持管理技術」(鋼構造シリーズ17)以降の事象、特に東北地方太平洋沖地震による支承部の損傷状況や自治体による点検結果等を精査し、支承部に関する新しい知見を加えるとともに、予防保全と長寿命化技術の提案および今後の維持管理に向けての提言を行っています。 橋梁管理者、設計・施工・維持管理に関わる技術者、そしてこれから橋梁に関わる方にとって本書がお役に立てれば幸いであり、それが委員一同願っていることでもあります。
目次
第1章 支承部の基本
第2章 支承部の変遷
第3章 東北地方太平洋沖地震による支承部への影響
第4章 支承部の現状と損傷傾向
第5章 支承部の維持管理標準
第6章 支承部の長寿命化に向けた設計計画
第7章 今後の維持管理に向けて