内容紹介
「道路橋示方書」の改定が平成29年に行われましたが、支承を取り巻く情勢の変化に適切に対応し、改定された道路橋示方書の趣旨を反映するため、今般便覧の内容を見直し、改訂を行いました。
【改訂の主な内容】
1.道路橋示方書に規定された橋の性能を照査するための支承部の性能の標準的な検証手法の提示とそれに沿った記述の見直し
2.便覧に基づく設計の前提を満足するとみなせる材料の記述の見直し
3.支承に求められる性能を有することを確認する試験法の記述の見直し
4.設計の前提とする施工、維持管理の条件の明確化
5.品質管理方法及び維持管理方法の記述の見直し
6.免震支承の設計モデルの高度化
道路橋の支承部における設計・製作・現場施工・維持管理に携わる広い範囲の技術者の一助となるものと期待するものです。
目次
第1章 総論
第2章 支承部の設計の基本
第3章 使用材料
第4章 支承部の設計
第5章 特性検証試験
第6章 支承部の施工
第7章 支承部の維持管理
参考資料
出版社からのメッセージ
本書は『道路橋支承便覧 平成16年4月』(2004年7月刊行 ISBN:978-4-88950-251-0)の改訂版です。