内容紹介
今回の改定にあたっては、これまで約13年間使用されてきた旧版の内容を詳細に検討し、大幅な内容の変更と充実をはかりました。実験項目については、従来の項目を整理しつつ、新たな項目の追加も行いました。さらに、水理現象を簡易な方法で見せることのできる工夫や多少レベルの高い計算法などを付録に収録し、多様な利用者の便宜を図りました。教員だけでなく学生や生徒も直接使用することから、書名を「水理実験指導書」から「水理実験解説書」としたことと、サイズをA4判としたことも大きな変更点です。本書が、水理実験を通して土木教育の発展・充実の一助となれば幸いです。
目次
第1章 静止流体の力学
第2章 ベルヌーイの定理の応用
第3章 運動量保存則の応用
第4章 管水路の水理
第5章 開水路の水理
第6章 波の水理
第7章 流れの力学