内容紹介
日本の社会政策は、世界の目からはどう見えるものなのだろうか? 本書は、社会保障制度や雇用政策などの改革を行うための視点を、主として先進諸国との対比を通して示すことを目的とする。具体的には、人口・家族,労働・雇用、最低生活保障、年金、医療の5分野を対象とし、各国の制度概要や主要指標の比較を通じて、ここから浮かび上がる日本の政策課題を整理し、改革論議の材料を提供する。日本の未来を考える上で、まさに必携の書といえるだろう。
目次
はじめに
序 章 社会政策をめぐる環境
第1章 少子化問題と家族政策
第2章 労働市場と雇用政策
第3章 最低所得給付と貧困問題
第4章 公的年金制度
第5章 医療供給と医療保険制度
おわりに
参考文献