12 建築構造設計における冗長性とロバスト性

12 建築構造設計における冗長性とロバスト性

発行元 日本建築学会
発行年月日 2013年06月
判型
ページ数 161ページ
ISBN 978-4-8189-0611-2
Cコード 3052
ジャンル 土木・建築 >  建築 >  構造力学

内容紹介

本書は、応用力学シリーズ第12巻として、建築物の構造設計の実務に直接関係する技術者、大学院生、若手研究者に役立つように取り纏めた。執筆方針は次のとおりである。(1)読者として、新進の技術者、研究者及び専門課程後期の学部学生、大学院学生を主として想定する。(2)理論や方法の基礎的思想や論理のカラクリを明快に描き出すと共に全体の流れも見えるようにする。(3)過去の歴史や並存する種々の理論や方法平坦に紹介するのではなく、最近特に著しい展開の見られる問題や今後ますます重要性が高まると思われる問題に重点を置いて展望

目次

1.冗長性とロバスト性
2.進行性崩壊の定義と関連研究
3.冗長精とロバスト性を考慮した設計例
4.ロバスト性と冗長精の定量的評価法
5.キーエレメントの概念を用いた冗長性評価
6.既存構造物の局部損傷による崩壊を抑制するための部材配置
7.数値解析に基づいた高層建築物の冗長性評価
8.トラス・トポロジー最適化と冗長性・ロバスト性
9.ロバスト性を考慮した設計の概念
10.ロバスト性に優れた弾塑性骨組構造物の設計法
11.地盤と建物の相互作用効果と冗長性・ロバスト性
12.信頼性と冗長性

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