内容紹介
今回の「道路土工-擁壁工指針」の改訂では,性能規定型設計の枠組みを導入し,擁壁に要求される性能及び事項を満足する範囲で,従来の方法によらない解析・設計方法,材料,構造等を採用する際の基本的考え方を整理して示しました。擁壁において生じる変状・損傷の発生形態と原因,それを防ぐために擁壁工の設計,施工等の各段階で留意すべき事項を改めて整理する一方,被災事例等から得られた経験や実績を踏まえ,従来の設計方法についても土圧の算定方法等を一部見直しました。
目次
第1章 総説
第2章 擁壁工の基本方針
第3章 計画・調査
第4章 設計に関する一般事項
第5章 コンクリート擁壁
第6章 補強土壁
第7章 軽量材を用いた擁壁
第8章 維持管理
巻末資料
出版社からのメッセージ
本書は『道路土工-擁壁工指針』(1993年3月刊行 ISBN:978-4-88950-406-4)の改訂版です。