FRP接着による鋼構造物の補修・補強技術の最先端

FRP接着による鋼構造物の補修・補強技術の最先端

発行元 土木学会
発行年月日 2012年06月
判型 A4 297×210
ページ数 268ページ
ISBN 978-4-8106-0772-7
Cコード 3051
ジャンル 土木・建築 >  建築 >  構造力学

内容紹介

繊維強化プラスチック(FRP)は、軽量、高強度、腐食しないなど、他の材料にない優れた特性を有しており、建設産業において、鋼、コンクリートに続く新しい材料として受け入れられつつあります。 FRP接着工法の利点は、主に次の2つに集約されます。 ①FRPは軽量で加工しやすいことから、ハンドリングに優れ、施工後の死荷重の増加がほとんどない。 ②施工は、接着接合が基本であり、ボルト接合や溶接接合と比べて母材への影響が少なく、簡便である。 FRP接着工法のさらなる普及を図るためには、体系化された設計方針に基づいて、信頼性のある施工が行えるように、マニュアル、指針などを整備することが望まれております。 本書が、FRP接着による鋼構造物の補修・補強技術の普及と発展のために有効に活用されることを期待しています。

目次

第1章 FRP接着による補修・補強技術の概要
第2章 曲げモーメントを受ける部材の補修・補強事例
第3章 軸力を受ける部材の補修事例
第4章 鋼製橋脚の耐震補強事例
第5章 耐疲労性向上を目的とした試験施工と研究開発の事例
第6章 海外における設計ガイドライン等と適用事例
第7章 国内における研究開発の動向

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定価:4,180円
(本体3,800円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定