内容紹介
当代一流の研究者と各分野の気鋭の若手研究者による13の論考集。グローバリゼーションへの対策を構築する手掛かり、あるいは「豊かな」世界のあり方への指針のヒントとなる一冊です。 総論、経済、教育、文明、法の五つの部門からなり、総論では、アッラーの豊かさ、人間の豊かさを神学・哲学的な視点から論じ、イスラームの豊かさを考える際の基本的な枠組みを提示。経済ではイスラーム金融やシリアの自立支援的援助事例など、教育では各地域の教育事例など、文明ではエネルギー問題や文明的イスラームなど、法ではムスリムマイノリティなどについて論考しています。