内容紹介
本ガイドラインでは、鋼、コンクリートをはじめ、あらゆる材料を用いて、~誰もが世界のどこでも優れた歩道橋を設計できるように~ することを目指して、世界各国のコードにおける各種規定の比較も行っています。また、「振動使用性」に関しては、欧州において大きな変革があったことを受けて、fibより要請があり、ほぼ全面的に最新の内容の記述に改めました。さらに、「アセットマネジメント」および「新素材の適用」に関する記述は、原本にはない全く新たなものであり、「事例研究」では、原本の世界の橋33橋に日本の橋31橋を追加しています。 本書が歩道橋設計の具体的な指針となって、日本の設計者の誰もが、優れたデザインの歩道橋を設計できるようになることを期待しています。
目次
第1章 はじめに
第2章 コンセプチュアル・デザイン
第3章 幾何構造
第4章 荷重とたわみ制限
第5章 振動使用性
第6章 路面と安全誘導
第7章 高欄・手すり
第8章 照明
第9章 各国のコード比較のまとめ