内容紹介
本書は, 旧版「近接施工」を継承し,改訂したものである。改訂にあたっては,近接施工に関する土質力学,地盤工学的問題の複雑さを考慮して,旧版「近接施工」にならって各種の近接施工事例の紹介を主とした構成を採用した。各種の近接施工事例を集め,それを新設構造物の施工法,既設構造物の種類等により分類し,地盤条件,施工記録に応じて幅広いケースをカバーできるように選択した。また,それぞれの工事種類に応じて,近接施工に関する問題点,変位・変状の予測方法,対策方法,計測管 理の基本的考え方,着眼点について,土質力学,地盤工学的観点から体系的に解説している。
目次
第1章 近接施工に関する一般的事項
第2章 開削工事による近接施工
第3章 基礎工事による近接施工
第4章 シールドトンネル工事による近接施工
第5章 山岳トンネル工事による近接施工
第6章 盛土工事による近接施工
第7章 地盤改良工事による近接施工