内容紹介
BCS理論の提唱者の一人であるJ.R.シュリーファーが、自ら金属超伝導の微視的理論と、金属電子系に対する場の量子論をエレガントに解説した名著。緒論に続き第2章~第3章においてBCS理論(対形成モデル)とその応用を解説する。後半の第4章~第8章では多体問題に対する場の量子論の技法を導入して、常伝導金属から強結合超伝導まで、金属電子系全般を扱う上級理論の手法を明解に提示する。
目次
第1章 緒論 第2章 対形成理論(BCS理論)
第3章 対形成理論の応用 第4章 電子-イオン系
第5章 多体問題に関する場の量子論の方法 第6章 常伝導金属における素励起
第7章 超伝導金属に対する場の量子論の応用
第8章 超伝導金属の電磁的な性質
付録 第二量子化
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