内容紹介
本便覧は,平成3年に刊行した「道路橋耐風設計便覧」を改訂するものです。道路橋示方書改訂に伴う記述の追加変更のほか,最近の技術開発や調査研究の成果を取り入れ,耐風設計の実情を踏まえた留意事項に関する解説を充実させています。主な改訂事項は次の通りです。①桁の振動の推定方法及び照査方法の見直し②架設時及び完成時の塔の振動の推定方法及び照査方法を提示するとともに,制振対策の記述の充実③ケーブル等の振動について制振対策の考え方や留意事項等の記述を充実。
目次
■ 目次 ■第1章 総論 ■第2章 台風設計の基本方針 ■第3章 風荷重 ■第4章 設計に用いる風の特性値 ■第5章 けたの風による振動 ■第6章 塔の風による振動 ■第7章 ケーブルの風による振動 ■第8章 細長比の大きい部材の風による振動 ■第9章 付属物の風による振動 ■第10章 風洞試験方法