内容紹介
第104回日本畜産学会「クローンとエピジェネティクスの新展開」として開催されたシンポジウムをまとめた書。著者紹介には、研究者の勇気ある言葉や苦労話も盛り込まれている。
目次
コピー動物をつくる
─体細胞クローン個体作出研究の現状と問題点─
クロ一ン技術の一歩前進を目指して
─体細胞クロ一ン胚の遺伝子発現解析─
哺乳類にゲノムインプリンティングが保存される哩由
─片親性遺伝子発現のもつ生物学的意味─
Kaguya誕生の謎を探る
─ゲノムインプリンティングと単為発生制御─
マウスとウシで"がん"を倒す
─ヒト抗体産生マウスおよびウシの作製─
食べても太らない肉をつくる
─植物遺伝子の家畜への導入と機能的発現─
サケからマスをつくる
─始原生殖細胞を用いた魚類の発生工学─