内容紹介
伝熱工学は、熱の移動形態と熱移動速度を論じるもので、機械工学を学ぶ学生の必須科目であるだけでなく、機器設計や身の回りの現象理解には欠かせない実用的な学問である。本書は機械工学を学ぶ学部学生を対象に、わかりやすい図表や機械の模式図を多用した親しみやすいテキストである。伝熱と物質移動の基礎的事項はすべて網羅しており、単なるハンドブック的な情報の羅列ではなく、基礎的現象の理解を深められる内容となっている。また、今まで伝熱工学ではあまり触れられなかった伝熱の微視的理解や熱力学との関連、実用機器に即した記述、英語による演習問題などの新しい試みも取り入れている。
目次
第1章 概論
第2章 伝導伝熱
第3章 対流熱伝達
第4章 ふく射伝熱
第5章 相変化を伴う伝熱
第6章 物質伝達
第7章 伝熱の応用と伝熱機器
第8章 伝熱問題のモデル化と設計
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