改訂版 測量学1 基礎編

改訂版 測量学1 基礎編

著者名 森 忠次
発行元 丸善出版
発行年月日 2001年04月
判型 A5 210×148
ページ数 336ページ
ISBN 978-4-621-08228-7
Cコード 3051
ジャンル 土木・建築

内容紹介

本書は、内容の主眼を公共測量におき、大学における教科書として、あるいは測量技術者が知識を整理し。諸規定の根誤を知り、新たな測量方法を開発するのに役立つよう記述している。距離測量、水準測量、トラバース測量そして写真測量など、近年の著しいディジタル化に対応しながら基本事項を平易かつ簡潔に解説。1979年の刊行以来、多くの大学・高専・専門学校で採用の実績を得ている標準的教科書『測量学 1 基礎編』の改訂版

目次

第1章 測量学の内容と測量体系
 1.測量学の内容
 2.地球の大きさと形
 3.測量の基準と位置の表示
 4.地図と座標系
 5.わが国における測量事業と基準点測量の成果
 6.測量作業
第2章 誤差および最小二乗法(1)
 1.観測と誤差
 2.偶然誤差
 3.誤差伝播の法則
 4.複観測
 5.観測値の性質
 6.最小二乗法の原理
 7.独立直接観測の調製
 8.独立間接観測の調製
 9.条件付き独立直接観測の調製(独立関節観測への変換)
 10.条件付き独立直接観測の調製(未定乗数法)
 11.最小二乗法の行列表示
第3章 距離測量の器械と測量方法
 1.概説
 2.巻尺
 3.巻尺による距離測量の実行法
 4.距離測量のみによる小規模平面測量
 5.電磁波測距儀による距離測量
 6.距離の略測と間接距離測量
 7.汎地球測位システム
第4章 水準測量の器械と測量方法
 1.概説
 2.直接水準測量の器械
 3.レベルの構造要素
 4.器械の検査と調製
 5.直接水準測量の方法と用途
 6.直接水準測量における誤差
 7.1つの路線の直接水準測量の調製
 8.直接水準測量網の調製――図形調整法と座標調整法
 9.交互水準測量
 10.三角水準測量
第5章 角測量の器械と測量方法
 1.概説
 2.トランシット
 3.トランシットによる角観測作業の原則
 4.トランシットによる水平角測量の方法
 5.トランシットによる鉛直角測量の方法
 6.トランシットの検査と調製
 7.トランシットによる水平角観測誤差とその消去法
 8.偏心補正
 9.方位角観測
 10.角の略測器械と観測方法
 11.トランシットによるスタジア測量
 12.直線の延長と角の測設
第6章 トラバース測量
 1.トラバース測量[多角測量]
 2.測量計画および観測の準備
 3.観測
 4.成立条件
 5.近似的図形調整法
 6.精度と測量方法
第7章 三角測量および三辺測量
 1.三角測量概説
 2.測量計画および観測の準備
 3.観測
 4.交会法
 5.三角図形と単列三角鎖の誤差
 6.三角測量の図形調整法の概要
 7.四辺形の調製
 8.2基線間の単列三角鎖の調製
 9.三辺測量
第8章 平板測量と地形測量
 1.概説
 2.平板
 3.平板の据付け方
 4.平板による測量方法
 5.平板の備えるべき条件
 6.平板測量の誤差(視準板付きアリダードの場合)
 7.平板測量作業
 8.地形測量 
第9章 地形図とその利用
 1.地形図
 2.地形の表示
 3.等高線
 4.地形図の図式
 5.等高線図の利用
 6.数値地図と地理情報システムの概要
第10章 写真測量の概要
 1.概説
 2.写真による位置の決定
 3.写真の性質と写真地図
 4.実体視
 5.実体測定
 6.実体図化機とディジタル写真測量
 7.空中写真測量――写真の標定
 8.空中写真測量作業
 9.地上写真測量と近距離写真測量

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。内容に変わりはありません。
本書は改訂版『新版 測量学』(2016年9月刊)を刊行しています。

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