パリティブックス いまさら量子力学?
新装復刊

パリティブックス いまさら量子力学?

著者名 町田 茂
原 康夫
中嶋 貞雄
パリティ編集委員会編(大槻義彦責任編集)
発行元 丸善出版
発行年月日 2017年11月
判型 B6 182×128
ページ数 146ページ
ISBN 978-4-621-30220-0
Cコード 3342
NDCコード 421
ジャンル 物理学

内容紹介

パリティ1987年4月号〜1988年3月号連載の同名の講座を単行本化した書籍の新装復刊。 量子力学が難解な学問ととらえられる大きな理由は、ミクロの世界の現象や法則が日常的な感覚とは異なり、物質の二重性や波動性などの抽象的な概念を必要とすることにある。本書では、キーとなる概念やよく話題となる現象を取り上げて、その物理的意味や重要性をわかりやすく解説。

目次

1 量子力学とは何か
 ミクロの自然/粒子であって波動/ミクロの物質のふるまい/波動関数
2 「観測」したとき何かが起こる?
 波動関数は何を表す?/波束の収縮/突然の変化?/シュレーディンガーの猫/公理か作業仮説か
3 アインシュタイン-ポドルスキー-ローゼン「パラドックス」
 青天の霹靂/EPR「パラドックス」/量子力学は不完全?/二段構えの自然の記述/実験で確かめる
4 粒子と波動の二重性‐中性子干渉系
 波動性と粒子性は両立できない?/中性子の波動性をさぐる/中性子干渉計/中性子波は重力を感じる/コリオリの力の影響
5 スピン‐波動関数の二価性
 角運動量/メビウスの環/スピンの向きと波動関数
6 波動関数の符号は見える?
 こまの「みそすり」運動/スピンと磁気モーメント/中性子波の干渉と磁場/実験による検証
7 ゲージ理論
 美しい力の法則/ゲージ変換とは何か?/波動関数は複素数/ゲージ原理から物理法則へ
8 アハラノフ-ボーム効果
 電子はなんでも知っている/電子の波と干渉縞/AB効果を検証する
9 磁気単極子
 S極だけの磁石/量子力学と磁気単極子は両立するのか?/ディラックの「ひも」/ひものついていない磁気単極子/磁気単極子はあるのか?
10 マクロな量子系のはなし
 量子力学は万能か/マクロとミクロ/テクノロジーをささえる量子力学/波の量子化/コヒーレント状態
11 物質のコヒーレント状態
 物質のコヒーレント状態は可能か/超電導と超流動/渦の量子化
12 超伝導とシュレーディンガーの猫
 超電導のマイスナー効果/クーパー・ペア/ジョセフソン接合/MQTとMQC/MQCを観測する

関連商品

定価:本体1,500円+税
在庫:在庫あり