ギャノング生理学 原書25版

ギャノング生理学 原書25版

原書名 Ganong's Review of Medical Physiology 25th edition
著者名 岡田 泰伸 監修
佐久間 康夫 監訳
岡村 康司 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2017年11月
判型 B5 257×182
ページ数 920ページ
ISBN 978-4-621-30188-3
Cコード 3047
NDCコード 491
ジャンル 医学・薬学

内容紹介

世界的に高い評価を得ている生理学の定番教科書、待望の原書最新版の完訳版。優れた紙面構成はそのままに、内容をアップデート。今版では定評のある図版を大きく改良。同一の構造や細胞、器官の描写や配色に統一性をもたせ、図版説明も詳しくなり、生体システムへの理解をさらに深める工夫がなされた。本文内容は、生理学の重要なトピックを網羅しており、最新知見や国内事情に配慮した訳注を随所に掲載。章冒頭の学習目標や章末のまとめ・多肢選択式問題により、要点を確認・整理しながら学習を進められる。基礎医学と臨床医学との関連性を明示した記述により、医系学生はもちろん、臨床家にも役立つ一冊。

目次

第I編 医科生理学の細胞および分子的基礎
 1.医科生理学の一般原理とエネルギー産生
  はじめに/一般原理/エネルギー産生/構成単位となる分子/アミノ酸とタンパク質/炭水化物/脂肪酸と脂質
 2.医科生理学における細胞生理学の概要
  はじめに/細胞の機能的形態学/細胞膜を横切る輸送/細胞間コミュニケーション
 3.免疫,感染,炎症
  はじめに/免疫担当細胞/免疫/血小板/炎症と創傷治癒
 4.興奮性組織:神経
  はじめに/中枢神経系の細胞要素/軸索輸送/興奮と伝導/神経幹の特性/神経線維の種類とその機能/神経栄養因子:その機能と受容体
 5.興奮性組織:筋肉
  はじめに/骨格筋の形態/電気的現象とイオンの流れ/収縮/エネルギー源と代謝/生体内での骨格筋の性質/心筋の形態/電気的性質/機械的性質/代謝/平滑筋の形態
 6.シナプス伝達と接合部伝達
  はじめに/シナプス伝達:機能的解剖学/シナプス後ニューロンの電気現象/シナプスの抑制と促通/神経筋伝達/平滑筋と心筋における神経終末/軸索損傷と除神経性過敏
 7.神経伝達物質と神経修飾物質
  はじめに/シナプス活動の化学伝達/低分子伝達物質
第II編 中枢および末梢神経生理学
 8.体性感覚の神経伝達:触,痛み,温度の感覚
  はじめに/感覚受容器と感覚器官/皮膚受容器におけるインパルスの発生/感覚のコーディング/痛み/体性感覚の経路/痛み情報伝達の修飾  
 9.視覚
  はじめに/眼の構造/視細胞の光受容機構/結像機構/視覚経路と大脳皮質における応答/色覚/他の視覚機能
 10.聴覚と平衡感覚
  はじめに/耳の構造と機能/聴覚/前庭系
 11.嗅覚と味覚
  はじめに/嗅覚/味覚
 12.姿勢と運動の反射と随意制御
  はじめに/反射の一般的性質/単シナプス反射:伸張反射/逆伸張反射/逆伸張反射/多シナプス反射:引っ込め反射/反射の脊髄での統合機構/運動制御経路の中枢構造の一般原則/運動皮質と随意運動/体幹と四肢の遠位筋の制御/姿勢と随意運動に関わる脳幹下行路/姿勢制御系/大脳基底核/小脳
 13.自律神経系
  はじめに/自律神経遠心路の解剖学的構成/自律神経接合部における化学伝達/自律神経インパルスに対する効果器の反応/自律神経節前ニューロンに対する下行性入力/腸神経系 
 14.脳の電気的活動,睡眠—覚醒状態,サーカディアンリズム
  はじめに/視床,大脳皮質および網様体/皮質誘発電位/脳波の生理学的基礎/睡眠—覚醒サイクル:アルファ,ベータ,ガンマ波/脳波の臨床応用/サーカディアンリズムと睡眠—覚醒サイクル
 15.学習,記憶,言語,発話
  はじめに/学習と記憶/言語と発話
第III編 内分泌と生殖生理学
 16.内分泌調節の基本概念
  はじめに/ホルモンの進化と標的細胞に対する作用/ホルモンの分泌/血中でのホルモンの運搬/ホルモンの作用/フィードバック制御の原則/内分泌疾患の分類
 17.ホルモン機能の視床下部性調節
  はじめに/視床下部:形態と構造/下垂体後葉からの分泌の制御/下垂体前葉からの分泌の制御/体温調節
 18.下垂体
  はじめに/形態学/プロオピオメラノコルチンと誘導体/成長ホルモン/成長の生理学/下垂体のゴナドトロピンとプロラクチン/下垂体機能低下症
 19.甲状腺
  はじめに/解剖学的考察/甲状腺ホルモンの合成および分泌/甲状腺ホルモンの輸送,および代謝/甲状腺ホルモン分泌の調節/甲状腺ホルモンの作用
 20.副腎髄質と副腎皮質
  はじめに/副腎の形態学/副腎髄質:髄質ホルモンの構造と機能/副腎髄質の分泌制御/副腎皮質:副腎皮質ホルモンの構造と生合成/副腎皮質ホルモンの輸送,代謝,排泄/副腎のアンドロゲンとエストロゲンの効果/グルココルチコイドの生理的効果/グルココルチコイドの薬理的効果と病的効果/グルココルチコイド分泌の調節/ミネラルコルチコイドの効果/アルドステロン分泌の調節/ミネラルコルチコイドの塩分均衡における調節作用/ヒトの副腎機能亢進症と機能低下症についての要約
 21.カルシウムとリン酸代謝の内分泌性制御と骨の生理学
  はじめに/カルシウムとリンの代謝/ビタミンDとヒドロキシコレカルシフェロール類/副甲状腺(上皮小体)/カルシトニン/他のホルモンや液性因子のカルシウム代謝への効果/骨の生理学
 22.女性生殖器系の発達と機能
  はじめに/性の分化と発達/女性生殖器系
 23.男性生殖器系の機能
  はじめに/男性生殖器系
 24.膵臓の内分泌機能と炭水化物代謝の調節
  はじめに/膵島細胞の構造/インスリンの構造,生合成および分泌,分泌されたインスリンの変化過程,作用機構,インスリン欠乏の徴候,インスリン過剰,インスリン分泌の調節/グルカゴン/その他の膵島ホルモン/他のホルモンと運動の炭水化物代謝に及ぼす効果/ヒトの低血糖症と糖尿病
第IV編 消化器生理学
 25.消化器のはたらきとその調節の全体像
  はじめに/消化液の分泌/消化管機能の調節/ホルモン/傍分泌/腸神経系/消化管粘膜の免疫システム/消化管の血液循環(内蔵循環)
 26.消化と吸収,および栄養学の基礎
  はじめに/消化と吸収:炭水化物/タンパク質および核酸/脂質/ビタミンおよびミネラルの吸収/食物摂取の調節/栄養の基礎およびエネルギー代謝/栄養
 27.消化管運動
  はじめに/消化管運動の一般的様式/部位特異的運動様式/胃/小腸/結腸
 28.肝臓の輸送機能と代謝機能
  はじめに/肝臓/肝臓の機能/胆道系
第V編 心血管の生理学
 29.心臓の自動性と電気的活動
  はじめに/心臓興奮の発生源と伝播/心電図/臨床への応用:心臓不整脈/その他の心臓および全身的疾患の心電図所見
 30.ポンプとしての心臓
  はじめに/心臓の機械的活動と心周期/心拍出量
 31.体液の循環成分としての血液,血液とリンパの循環力学
  はじめに/体液の循環成分としての血液/骨髄/白血球/血小板/赤血球/血液型/血漿/止血/リンパ/循環系の機能形態学/生物物理学的考察/動脈と細動脈での循環/毛細血管循環/静脈循環/リンパ循環と間質液量
 32.循環の調節機序
  はじめに/心血管系の神経性調節/局所調節/血管内皮細胞から分泌される物質/ホルモンや神経分泌物質による全身的調節機序
 33.特殊部位の循環
  はじめに/脳の循環:脳血管の形態/脳脊髄液/血液脳関門/脳血流量とその調節/脳の代謝と酸素需要/冠状循環/皮膚の循環/胎盤の血行,胎児の循環
第VI編 呼吸生理学
 34.肺の構造と機能 序論
  はじめに/肺の解剖/呼吸のメカニクス/肺内ガス交換/肺循環
 35.ガス輸送とpH
  はじめに/酸素輸送/二酸化炭素輸送/アシドーシスとアルカローシス/低酸素症/低酸素血症/低酸素血症を来す疾患/他の低酸素症の病型
 36.呼吸の調節
  はじめに/呼吸の神経性調節/呼吸活動の制御/呼吸の化学性調節/呼吸に影響する非化学的因子/呼吸異常/運動の効果
第VII編 腎生理学
 37.腎機能と排尿
  機能的構造/腎循環/糸球体濾過/尿細管の機能/ナトリウム排出の調節/水排泄の調節/カリウム排泄の調節/利尿薬/腎機能障害/膀胱 
 38.細胞外液の組成と量の調節
  はじめに/有効浸透圧濃度変動に対する防衛/細胞外液量変動に対する防衛/レニン—アンジオテンシン系/心筋その他に由来するナトリウム利尿ペプチド/特定のイオン組成変動に対する防衛/エリスロポエチン
 39.尿の酸性化と重炭酸イオン排泄
  はじめに/腎臓のH+分泌/H+濃度変動に対する防御

出版社からのメッセージ

本書は『ギャノング生理学 原書24版 』(2014年01月刊)の改訂版です。

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