47都道府県・妖怪伝承百科

47都道府県・妖怪伝承百科

著者名 小松 和彦 監修
常光 徹 監修
香川 雅信 編著
飯倉 義之 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 2017年09月
判型 四六 188×128
ページ数 374ページ
ISBN 978-4-621-30158-6
Cコード 0539
ジャンル 人文科学
人文科学 >  歴史学 >  民俗学
人文科学 >  シリーズ人文科学 >  47都道府県百科シリーズ

内容紹介

民俗学から見た「妖怪」という視点は(妖怪=(1)史実から発生したもの、あるいは(2)風や音などの自然現象に名前が付けられ「実体」を得たもの)である。また単なる畏怖の対象が、近世の都市化につれて身近でどこか可愛げのある妖怪へと変貌していったという変遷を持つ。本書ではまず、第1部で民俗学的な位置について説明し、歴史的な変遷や妖怪を語るには不可欠な要素(時間と場所)を解説後、第2部で各地の特徴的な妖怪を紹介し、地域的な背景までを紹介する。

目次

第I部 概説
 1.妖怪とは何か
  民間伝承のなかの妖怪/概念としての妖怪/妖怪「によって」考える/伝説としての妖怪、世間話としての妖怪/妖怪図鑑の登場と妖怪のキャラクター化/妖怪の三つのカテゴリー/「自然」の象徴としての妖怪
 2.妖怪の歴史
  古代の「神」と「鬼」/邪しき神、荒ぶる神/不定形の「鬼」たち/「天狗」の登場/「妖怪バブル」の時代/動物としての妖怪/「幽霊」の近代
 3.妖怪出現の時間と場所
  妖怪は時や場を定めて――柳田國男の妖怪論/妖怪は境界に出る――宮田登の「境界論」/妖怪の「場所のセンス」と「偏在化」
 4.妖怪研究の歴史と現在
  妖怪研究事始め――井上円了の「妖怪学」/妖怪愛好者の源流――江馬務と風俗史学/民俗学の妖怪研究――柳田國男の登場/妖怪研究再始動――宮田登・小松和彦/これからの妖怪研究に向けて
第II部 都道府県別 妖怪伝承とその特色
 北海道 /【東北地方】青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 【関東地方】茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 【北陸地方】新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 【甲信地方】山梨県 / 長野県 / 【東海地方】岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 【近畿地方】三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 【中国地方】鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 【四国地方】徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 【九州 / 沖縄】福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

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