ごみゼロへの挑戦

ごみゼロへの挑戦

ゼロウェイスト最前線  
著者名 山谷 修作
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年10月
判型 四六 188×128
ページ数 224ページ
ISBN 978-4-621-30081-7
Cコード 3036
NDCコード 518
ジャンル 社会科学 >  社会科学一般

内容紹介

徹底したごみ減量・資源化を提唱するゼロウェイスト戦略。その特徴はごみ減量の推進にあたって、地域振興・伝統技術・低コスト・低環境負荷の4指針を重視すること。これらの指針と、筆者が年来提唱する「ごみ見える化」(資源化可能性や処理費などの可視化)の視点から、世界最先端のごみ減量・資源化の取組と到達点、わが国の先進自治体によるごみゼロへの挑戦とその成果を検証する。日本型ゼロウェイスト戦略の方向性も提示。国内外の先進的なごみゼロへの挑戦を眺望できる待望の一冊。

目次

第1部 ゼロウェイスト戦略のはじまり
 1 ゼロウェイスト戦略とは何か
 2 キャンベラのノーウェイスト・プラン
第2部 世界の最先端をいくゼロウェイスト戦略
 1 サンフランシスコのゼロウェイストへの挑戦
 2 釜山市の生ごみ資源化とその成果
第3部 日本のゼロウェイスト宣言自治体の取組
 1 日本初のゼロウェイスト宣言をした上勝町
 2 大木町の4L実践による循環のまちづくり
 3 「負の遺産」を「価値ある資産」に変えた水俣市
第4部 ごみゼロに挑戦する多摩地域の自治体
 1 「見える化」で家庭ごみを大幅に減量した府中市
 2 減量施策で広域支援期を乗り切った調布市
 3 非常事態のもとで徹底した減量に取り組む小金井市
 4 日野市「ごみ改革」後の減量を支える市民パワー
 5 事業系ごみ対策で大きな成果を上げた武蔵野市
第5部 ごみゼロに挑戦する全国各地の自治体
 1  生ごみ資源化で新たなステージに立つ長岡市
 2  「見える化」と「民活」でごみ減量を推進する掛川市
 3 053大作戦で市民の意識改革に取り組む苫小牧市
 4 ゼロウェイストの理念を忠実に体現する大崎町
 5 成果が見えてきた葉山町ゼロウェイスト戦略
第6部 ごみゼロをめざす「見える化」の取組
 1 ゼロウェイストへの道を切り開く「見える化」
 2 生ごみ自家処理普及に活路を切り開くか「キエーロ」
 3 ゼロウェイストをめざした市民団体
 4 地域ぐるみの不適正排出対策
おわりに――地域にふさわしいゼロウェイストをめざして

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定価:2,420円
(本体2,200円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定