病理検査技術教本
著者名 | 日本臨床衛生検査技師会 監修 |
---|---|
発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2017年05月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 354ページ |
ISBN | 978-4-621-30111-1 |
Cコード | 3347 |
NDCコード | 049 |
ジャンル | 看護・介護・リハビリ > 臨床検査技術 > JAMT技術教本シリーズ |
内容紹介
日本臨床検査技師会(JAMT)が監修する「JAMT検査技術教本シリーズ」の一冊。 病理検査の基本的な技術および業務管理について記載。病理検査は初期の診断から治療の効果判定まで、医療行為に幅広く関わる検査である。ゆえに検査の対象となる物はあらゆる臓器、細胞、分子、遺伝子など多岐に渡る。本書ではそれらを検査するための基本的な標本製作技術、代表的な染色方法の他、日常業務の管理、術中迅速病理組織診断、電子顕微鏡の操作、写真撮影技術などについて記載した。各項目はベテランの臨床検査技師が現場で得た経験と最新のデータに基づいて執筆。2014年から開始した認定技師制度にも対応している。この分野を目指す学生および認定技師制度受験者のテキストとして、また、実務の際のリファレンスとしても役立てられるだろう。
目次
A. 病理検査業務
1章 病理業務の管理
1.1 病理検査の目的と意義
1.2 病理検査室のマネジメント
1.3 職場管理
1.4 精度管理の必要性
B. 病理組織標本作製技術
2章 切り出しから薄切まで
序論
2.1 切り出しの概要と実際
2.2 固定法
2.3 脱灰法
2.4 脱脂法
2.5 包埋法
2.6 薄切法
2.7 凍結組織切片標本作製法
3章 写真撮影技術
3.1 マクロ写真撮影技術
3.2 ミクロ写真撮影技術
C.病理組織染色法
4章 染色法総論
4.1 病理組織染色法概論
4.2 脱パラフィン処理
4.3 脱水,透徹,封入
4.4 自動染色装置
5章 一般染色各論
5.1 Hematoxylin-Eosin染色法
5.2 結合組織染色
5.3 多糖類染色
5.4 アミロイド染色
5.5 核酸染色
5.6 線維素染色
5.7 脂肪染色
5.8 無機物質の染色
5.9 生体内色素の染色
5.10 内分泌細胞の染色
5.11 病原体染色
5.12 血液組織標本染色
5.13 神経組織染色
6章 酵素組織化学・免疫組織化学
6.1 酵素組織化学
6.2 免疫組織化学
D.病理診断技術
7章 コンパニオン診断技術
7.1 コンパニオン診断とは
8章 分子病理診断技術
8.1 分子病理診断技術
9章 遠隔病理診断技術
9.1 遠隔病理診断技術
E.病理診断特殊技術
10章 電子顕微鏡標本作製法
10.1 電子顕微鏡標本作製法
11章 共焦点走査レーザー顕微鏡
11.1 共焦点レーザー顕微鏡
F.病理解剖技術
12章 病理解剖に必要な基礎知識〈剖検〉
12.1 病理解剖に必要な基礎知識〈剖検〉
関連商品
▼ 補足資料
▼ 関連記事
- 【重版情報】2021年11月重版書籍一覧2021.12.06
- 【書店用注文書】2021年11月重版書籍一覧注文書2021.12.06
- 【書店・生協様向け】臨床検査技師を目指す!JAMT技術教本特集(2020年9月)2020.09.10
- 【書店用注文書】2019年12月刊行予定『JAMT 血液検査技術教本 第2版 』2019.12.03
- 【書店用注文書】2019年5月刊行予定『遺伝子・染色体検査技術教本』2019.04.24
- 【2017年5月】新刊案内・一覧注文書2017.05.01
- 【2017年4月】新刊案内・一覧注文書2017.04.01