アメリカの宗教
池上彰のよくわかる世界の宗教

アメリカの宗教

著者名 池上 彰
こどもくらぶ
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年11月
判型 A4変
ページ数 48ページ
ISBN 978-4-621-30090-9
Cコード 8314
NDCコード 160
ジャンル 人文科学 >  宗教学

内容紹介

本書では、アメリカと宗教の関係について取り上げる。アメリカは、世界中からさまざまな人々が移住してできた多民族国家であり、そのため信じられている宗教もさまざまだ。だが、国の重要な行事には決まって『聖書』が登場し「宣誓」を行う。ほかにも、あらゆる場面で聖書が登場し、神(God)という言葉が多く使われる。ここに多民族国家アメリカの宗教に関するひみつが隠されている。現在、世界には宗教が原因となって紛争が続いている地域がある。アメリカでも、2001年に起こった「9.11アメリカ同時多発テロ」ののち、テロが宗教の対立から生まれているという考えが出てきた。宗教は本来、人の幸せを目指すものであるにもかかわらず、なぜ宗教をめぐって不幸が起こるのか。そうしたことについてもお茶の間で人気の池上彰氏が、やさしくわかりやすくていねいに解説する。

目次

PART1 アメリカ合衆国とキリスト教
 アメリカで信じられている宗教は?
 アメリカ合衆国の建国とキリスト教とのかかわり
 アメリカ人とキリスト教の関係は
 大統領とキリスト教のかかわり
 ◆コラム◆ 神に祈った歴代大統領
 アメリカ国内のキリスト教の宗派
 キリスト教原理主義とは?
 科学とキリスト教のかかわり
PART2 キリスト教以外の宗教とアメリカ
 アメリカとユダヤ教
 アメリカとイスラム教
 ◆コラム◆ マルコムXとキング牧師
PART3 アメリカ社会と宗教のこれから
 宗教のちがいを尊重しようとするアメリカ
 9.11テロ後のアメリカと宗教のうつりかわり

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