内容紹介

科学の歴史を100のトピックスと美しいビジュアルでたどる『歴史を変えた100の大発見』シリーズの第４弾。本書では、古代ギリシアの哲学から、2016年に報告された重力波の観測まで、物理学史に残る100の大発見を豊富な図版とともに紹介。それぞれの発見の意義だけでなく、発見に至る過程や、偉人たちの興味深いエピソードも多数掲載している。自然界の真理を一つずつ解明し、そこから新たな技術を創造してきた人類の英知に触れることができる一冊。中学・高校の授業の副読本にも最適。

目次

科学の夜明け
１　自然を説明する
２　科学の父，タレス
３　原子―その小さい始まり
４　四大元素，そしてさらに多くの元素
５　「ユーレカ！」アルキメデスの原理
６　機械の発明
７　光線を見る
８　力学
９　力と慣性
10　人工の虹
11　オッカムの剃刀
12　インペタスで勢いをつける
13　潮汐の理論
14　磁石を理解する
15　屈折の法則
16　ガリレオと落下
17　圧力を加える
18　振り子
19　フックの法則
20　気体の法則

科学革命
21　ニュートンの法則
22　光の理論
23　「飛ぶ少年」と電気
24　温度目盛り
25　ライデン瓶
26　見えない熱
27　火と物質
28　電荷を測る
29　地球の重さを測る
30　カエルの脚とボルタの柱
31　原子論
32　光は波である
33　可塑性と弾性
34　電気と磁石の出合い
35　熱電効果
36　熱機関
37　ブラウン運動

古典物理から現代物理へ
38　電流の誘導
39　ドップラー効果
40　熱力学の最初の法則
41　熱の仕事当量
42　エネルギーは一つ
43　絶対温度
44　光速に挑む
45　分光学が示す重要な情報
46　マクスウェルの方程式
47　高温から低温へ
48　気体に電気を流す
49　ボルツマンの方程式
50　テスラと交流電流
51　マッハと超音速
52　エーテルを探す
53　無を通る波
54　未知の放射線X

原子のなかへ
55　放射能
56　最初の原子内粒子
57　プランク定数
58　無線の遠距離受信
59　キュリー夫妻
60　アインシュタインの驚異の年
61　特殊相対性理論
62　正電荷をもつものの正体
63　電子１個の電荷量
64　霧箱
65　超伝導体
66　宇宙線
67　量子の原子
68　一般相対性理論：時間と空間
69　陽子
70　波と粒子の二重性
71　排他原理
72　力を運ぶボソン
73　不確定な宇宙
74　ガイガーカウンター
75　反物質，同じだけれど違うもの
76　加速器
77　電子顕微鏡
78　中性子―最後の構成要素
79　陽電子―新たな謎
80　行方不明の物質
81　室内の稲妻
82　スピード違反の光―チェレンコフ放射
83　エクゾチック粒子
84　超流動
85　核分裂

現代物理学
86　QED：量子電磁力学
87　トランジスタ
88　ビッグバン
89　泡と火花
90　もう一つの大爆発―アイビー・マイク
91　メーザーとレーザー
92　ニュートリノの香り
93　クォーク，その魅力と不思議さ
94　標準模型
95　ひも理論
96　ホーキング放射
97　暗黒エネルギー
98　ヒッグス粒子を探して
99　宇宙のインフレーション
100　重力波
101　物理の基礎
まだ答えが見つかっていない問題
偉大なる物理学者たち

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