著者名 | 児玉 和也 著 財部 恵子 著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2016年03月 |
判型 | 新書 174×112 |
ページ数 | 174ページ |
ISBN | 978-4-621-05386-7 |
Cコード | 0255 |
NDCコード | 742 |
ジャンル | 電気・電子・情報工学 > シリーズ電気・電子・情報工学 > 情報研シリーズ 新書 > 丸善ライブラリー |
内容紹介
前半では、現在に至るまでのカメラの歴史を振り返りながら、「像を写し、残す」というカメラのしくみについて解説。後半では、「撮影現場に戻るカメラ」の実現を目指す筆者自身の研究を中心に、デジタルカメラの先にある未来のカメラについて解説。「撮影現場に戻るカメラ」とは、コンピュータ(計算機)を駆使した画像処理技術によって、あたかも撮影現場に戻って撮影し直すように、撮影後に視点や焦点を自由に変えられるカメラのこと。こうしたカメラ技術がさらに発展した先には、どんな未来が待っているのか。
目次
第1章 ピンホールの魔術からレンズの科学へ――空間を超えて見る
1.「映―像」とのはじめての出会い
2.レンズの向こう側に広がる新しい世界観
第2章 カメラの誕生と進歩――時間も超えて記録する
1.写真術のはじまり
2.カメラのしくみ
3.デジタル化するカメラ
第3章 計算をはじめた未来のカメラたち――時をさかのぼって撮影現場へ
1.光を操る「未来のカメラ」への挑戦
2.焦点合わせを変えた画像を自在につくる
3.「計算機写真術」時代の幕開け
4.「記録する」から「撮影現場に戻る」カメラへ
第4章 ピンホールカメラから遠く離れて
1.見果てぬピンホールの向こう側
2.計算するカメラたちがもたらす最新型の未来
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